JUST CLIMAX JUST CLIMAX

JUST CLIMAX

INTRODUCTION

すべては迷路からはじまったー。

音楽座ミュージカルは、おかげさまで2022年に創立から35周年を迎えます。
前代表の相川レイ子は迷路を人生にたとえ、道に迷いながらも懸命に生きる人間を描き続けました。
「道に迷えばその道を深く知ることができる」
自身も作品の中に生きる希望を見出していたに違いありません。
1988年に旗揚げ作品として上演した「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」(原作/筒井広志『アルファ・ケンタウリからの客』)も“迷路”から始まりました。
人生という迷路の中で出会い頭に起こる予想外の出来事と、そこに生きる人間たちの姿。
それをひとつの作品に綴ったのが「JUST CLIMAX」です。

VOICE

  • 今に痛みを覚えつつ、未来に存在する希望を忘れないような、そんな曲も多くこの状況での在り方と共に、勇気や元気をもらうようでした。
  • 〜略〜 演劇は、観ている人の経験、思い出、価値観、人生によって受け取り方が違うのが、良い。JUST CLIMAXはまさに、作り手にもそれぞれの人生、観ている私たちにもそれぞれの人生があってそれがすごく心強かった。〜略〜
  • 社会のいろんな心が動かされる物事や、答えのない様々なことについて投げかけられる、素敵な時間でした。ありがとうございました。
  • 今回初めて観劇させていただきました。正直最初は、知らない演目の曲を聴いて分かるだろうか…と思っていましたが、始まると、皆さまの歌唱力の高さ、素晴らしく伸びやかなダンス、台詞を話すと世界観がガラッと変わるパワフルな芝居力、そして、いくつもの演目をテンポ良く回す演出、感情表現を手助けする照明効果にうっとり。一瞬も飽きずに、むしろ、嗚咽しそうなほどに号泣してしまいました。〜略〜
  • 新たな一歩への幕開けに立ち会うことができてとても幸せでした。皆さんの熱い想いと覚悟と決意を強く感じました。私もしっかり受け止めて覚悟を持って、35周年を一緒に駆け抜けさせて頂きます。この作品の中に登場する人たちやシーンって、私たちの生きている日々の日常にすぎないんですよね。特別なものに見えて特別じゃない。ありふれた日常の出来事。全てがそうではないのですが…この世界を生きるものとして常に目の前で起きる出来事や避けられないことを、ズバッと見せてくれた作品なのかなと思いました。昨年観させて頂いた時とまた違うことを心で感じました。

CREATIVE

脚本・演出・振付:ワームホールプロジェクト 照明:塚本 悟
音響:小幡 亨
音楽監督:高田 浩
装置協力:大田 創 製作著作:ヒューマンデザイン