あるところに一匹のねずみの奥さんがいました。このねずみは、家ねずみで、庭ねずみでも野ねずみでもありません。ねずみたちは家の外に出ていくことはなく、ねずみたちにとっては家の中が全世界でした。ねずみの奥さんは、他のねずみたちとはちょっと違っていました。ときどき、窓の敷居の上にそっと登っていっては、ガラスに額を押し付けて外を観ていたのです。春には色とりどりの花が庭に咲き、冬には木々が雪で白くなります。けれどもそういうものが何なのか、わかりませんでした。そんなある日、一羽のキジバトがカゴに捕らわれやってきます。キジバトの語る窓の外の世界に胸踊り、心を寄せていくねずみの奥さん。そして…
NEWSニュース
- 2019.08.09
早川書房より出版の『悲劇喜劇』2019年9月号“演劇時評”に、嶋田直哉氏による音楽座ミュージカル「グッバイマイダーリン★」の劇評が掲載されています。
- 2019.06.28
『シアターテイメントNEWS』に音楽座ミュージカル「グッバイマイダーリン★」の劇評が掲載されています。
◆音楽座ミュージカル「グッバイマイダーリン★」ネズミの平凡な日常、窓の外には何があるの?
https://theatertainment.jp/japanese-play/31206/- 2019.06.28
阪 清和氏(エンタメ批評家)ブログ『SEVEN HEARTS』に音楽座ミュージカル「グッバイマイダーリン★」の劇評が掲載されています。
◆【舞台】 グッバイマイダーリン★(2019)
http://blog.livedoor.jp/andyhouse777/archives/66314015.html- 2019.06.14
公益財団法人広島市文化財団発行の文化情報マガジン「to you」2019年6月号に、高野菜々の取材記事が掲載されています。
◆表紙「ひと・こえ」
http://www.cf.city.hiroshima.jp/bunka/01to_you/1-01new.html- 2019.06.14
6月13日(木)付の毎日新聞夕刊に「グッバイマイダーリン★」に向けての森彩香のインタビューが掲載されました。
「グッバイマイダーリン★ 変革へ決心を」
https://mainichi.jp/articles/20190613/dde/018/200/025000c
そこに、星があった
大人のための絵本と称され、その深い意味が長年とりざたされている児童文学の名作を世界初のミュージカル化。
それは、一ぴきのねずみの物語 ―




世界がどう見えるかは自分しだい。誰でも自分しだい。
誰でも自分の力で見ることができる。今までとまったくちがう、“同じような”1日を迎えられることへの感謝。とても楽しかったです。
素敵なミュージカルでした。結婚することで背おわなければならない、もどかしい気持ち。自由で、広がっている外の世界へのあこがれ、よくわかります。
ねずみの奥さんの心の動きが、自分の体験にも重なり、感動しました。
まさに大人の童話でした。(中略) ねずみ女房は、キジバトを「失う」ことで、「飛ぶ」という言葉の意味を獲得する。承知の上で大切なものを手放すことにより、それとは異なる価値あるものを得る。ここに何か高尚な「愛」を感じたのだと思います。 もう一度振り返りながら様々なシーンを反芻し、考えを深めたいと思います。
- 原作/ルーマー·ゴッデン著『ねずみ女房』
- 脚本·演出·振付/ワームホールプロジェクト
- 音楽/高田 浩·金子浩介
- 美術/伊藤雅子
- 衣裳/原まさみ
- ヘアメイク/川村和枝
- 照明/渡邉雄太
- 音響/小幡亨
- 音楽監督/高田 浩
- デザイン、イラストレーション/高橋信雅
- タイポグラフィ/OM
- 撮影/山之上雅信
-
Based on the novel THE MOUSEWIFE by Rumer Godden
Copyright © 1951 by Rumer Godden
Licensed by The Rumer Godden Literary Trust
c/o Curtis Brown Ltd., London
through Tuttle-Mori Agency, Inc., Tokyo - 製作著作/ヒューマンデザイン
音楽座メイト募集
音楽座メイト入会はこちら