ストーリー
入江ユキはアパレル業界で注目されている、美貌のファッションデザイナー。ところがファッションショーのリハーサル当日、ほんの息抜きのつもりで出かけたドライブ中に、自動車事故で死んでしまう。
突然の出来事に、自分でも死んだことに気づかないユキは、リハーサル会場へゴーストとなって現れる。しかしもちろん、その姿は誰にも見えず、声も聞こえない。 そこへ天界からガイドがやってきた。ガイドの言葉に驚くユキ。しかし、“まだ生きる、まだ死ねない”という強い思いがわきおこり、ガイドの説明を振り切って夢中で逃げ出してしまう。
雨が降る夜の街を呆然と彷徨っていたユキは、高台にある公園でデザイナーを志し生きる服部光司と出会った。ユキのひとり言に思わず返事をする光司。パワーの強い幽霊は、午前零時から三時までの間(霊界タイム)だけ、生きる人間の目に見えたり、声が聞こえたりするらしい。
光司の優しさに触れ、孤独なユキの心に温かいものが流れる。そしてユキは、この世の中でやり残してきたことが、「人を愛し素直に生きること」だと気づくのだった。
受賞暦
- 1990.1
- 平成元年度文化庁芸術祭賞
- 1991.1
- 脚本・演出/横山由和、「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」「とってもゴースト」の二作品で第25回紀伊國屋演劇賞・個人賞
- 1994.1
- 「アイ・ラブ・坊っちゃん」および三作品連続公演「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」「とってもゴースト」「マドモアゼル・モーツァルト」の舞台成果により、第28回紀伊國屋演劇賞・団体賞














