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21C:マドモアゼルモーツァルト

イントロダクション

「戦争で始まった21世紀に、希望を」
「モーツァルトは実は女だった」という原作コミックスに新たな解釈を加え創作した、もうひとつの「マドモアゼル・モーツァルト」。
「モーツァルト版黙示録」ともいえる深く壮大なテーマに、圧巻のダンスで展開するオペラ「魔笛」シーンをはじめとした、エンターテインメントの要素を融合させ、未来への希望を描く。
「平和と再生」が実現する世界として待ちわびていた21世紀が、実際には「米国同時多発テロ」や「イラク戦争」など、希望を大きく覆す幕開けとなったことに対する、音楽座ミュージカルからの渾身のメッセージ。

ストーリー

19世紀のウィーン。かつて宮廷楽長を務め、後半生は作曲よりも主に教師として生きるアントニオ・サリエリは、ひっそりと晩年を過ごしていた。
死期が訪れ臨死状態になったサリエリは、モーツァルトに会った最後の日、オペラ「魔笛」の初日に受け取った譜面を手に、自らの人生の意味、そしてなぜモーツァルトとの出会いの意味を考え続けていた。その問いに呼応するかのように譜面から青い蝶が舞い上がり、時空を超えた未来へとサリエリを誘う。
「パパ」と叫ぶ少女の声。飛び交う戦闘機、鳴り響く爆撃音…そこは21世紀の戦場だった。未来の世界と18世紀のモートァルト全盛の時代、そして年老いたサリエリが生きる19世紀。3つの時代をめぐる壮大なストーリーが幕を開ける。

受賞暦

2006.4
主演/新妻聖子、第31回菊田一夫演劇賞