音楽座ミュージカル 【メトロに乗って】
 
 

「ロマンチックなものがどんどん失われていく今の世の中で、思いっきりロマンチックな小説を書きたかった」と語る浅田次郎氏。

 

『メトロに乗って』では、胸がしめつけられるような郷愁とともに、生きることの切なさ、生かされていることの喜び、そして献身的な愛の姿が描かれています。

 

主人公が未来への出口を求めて過去と現在をさすらい、紆余曲折の果てに知った苦い現実と皮肉な運命。

 

しかし、それは絶望ではなく、自分の人生を思いなおし、もう一度しっかり足元を踏みしめながら生きていこう、という確かな希望に反転していきます。かけがえのない今を大切に生きることで見えてくる、なつかしい未来…。

 

舞台となるのは昭和の時代。過ぎ去った過去に、未来への扉を見つけてみませんか?

 

200%満足!-原作者・浅田次郎氏が絶賛した初演(2000年)から7年…あの伝説のステージが、今よみがえる。



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小沼真次は地下鉄ストアにある小さな衣料品会社に勤める中年営業マン。一年中、スーツケース片手に地下鉄に乗って営業先をまわっている。真次の父は、戦後の闇市から裸一貫で世界に冠たる企業を興した立志伝中の傑物・小沼佐吉。

本来ならば小沼グループの後継者となるはずの真次だが、独裁的な父に反発した彼は、高校を卒業してすぐに家を飛び出した。今は妻子と母の五人家族。生活は決して楽ではない。そして会社の同僚・みち子との関係。真次の心は深い闇の中を彷徨っていた。

ある夜、二十五年ぶりに出席した同窓会で悪酔いした真次は、地下鉄のホームで元教師の野平老人と再会。野平の言葉で、その日が三十年前に自殺した兄・昭一の命日であることを思い出す。

薄暗く長い地下道を歩く真次の脳裏に去来する、様々な記憶の断片。苦しみに追い立てられるように階段を上がる真次の目に飛び込んできたのは、昭和39年の兄が死んだ日の風景だった。

Staff
脚本・演出 : ワームホールプロジェクト

エグゼクティブプロデューサー&クリエイティブディレクター :
相川 レイ子

音楽 : 井上 ヨシマサ・高田 浩
振付 : 野坂 公夫・畠山 龍子
美術 : 朝倉 摂
衣裳 : 原 まさみ・東京衣裳
ヘイアメイク : 宮内 宏明
照明 : 笠原 俊幸
音響 : 小幡 亨

音楽監督 : 高田 浩

歌唱指導 : 桑原 英明

舞台監督 : 高瀬 洋

主催 : ヒューマンデザイン TBS
協力 : ANA ぴあ株式会社